【Ⅰ-24】3歳児、ダラダラして言うことを聞きません
3歳の子どもがダラダララして親の言うことをききません。ご飯を食べる時もいつまでも食べているので「もう食べないのよね!」と言うと、「まだ食べる」と言います。「おもちゃを片づけて!」と注意をしても、「まだ遊ぶ」と反抗します。幼稚園の帰りも寄り道ばかりでちっとも進みません。お父さんの帰りが遅いので、1人で家事をしないといけないのに困っています。
お母さん、どの子も同じですよ。3歳の子は規則正しく行動できないし、一度で言うことを聞かないのも普通です。
親が「早く食器を片づけて、子どもをお風呂に入れて寝かせなきゃ」とイライラしていると、子どもの行動が反抗的に見えてくるのかもしれません。でも、子どもはお母さんを困らせようとしている訳ではありません。そんな時もいろんな不思議を発見して賢くなっているかもしれませんよ。
お片づけは余裕を持って教えてあげてください。「早く片づけなさい」と「もう、片付けましょうね」とは違いますよね。優しく何度も繰り返し教えてあげることが必要です。
幼稚園の帰り道は子どもと手をつないで、楽しいお話の時間と割り切ったらどうでしょう。お子さんは今日あったことをたくさん話してくれるのではないでしょうか。道で見つけた楽しいことも教えてくれるかもしれません。お母さんがしゃべるより、子どものおしゃべりを聞いてあげてくださいね。「ハキハキ話しなさい」と言っても無理ですよ。
子育ては楽しいこともたくさんありますが、つらい時もあります。ましてやお母さん1人がするものではありません。お父さんや周りの人にもできるだけ協力してもらいましょう。