京(みやこ)あんしんこども館からの安心・安全アドバイス

【Ⅰ-37】子どもを地域で守ろう ~危険な場所と子どもを守るために注意すべき対応~

子どもが被害に遭いやすい犯罪は「誘拐」、「わいせつ行為」、「暴行」、「恐喝」です。保護者だけでなく地域全体で子どもを守る意識と犯罪者に犯行の機会を与えない工夫が求められます。以下に、注意が届きにくい危険な場所と地域で子どもを守るための心がけについてお示しします。

<こんな場所は危険なので気をつけましょう>

*線路沿い、ガード下、地下道などでは大きな音がするので、助けを求める子どもの声が消えてしまいます。
*駐輪場、駐車場の物陰には不審な人が隠れているかもしれません。
*歩道と車道がはっきり分かれていない場所では、いきなり車に引き込まれる事故が起こりやすくなります。
*樹木が生い茂り、目撃者が少なくなる公園は危険です。
*人通りが少ない道路、壁に囲われた工事現場も人目に付きにくくて危険です。

<地域で子どもを守るために心掛けたいこと>

*子どもたちを犯罪の発生しそうな場所へ近づけない。
*一人で遊んでいる子ども、遅くまで遊んでいる子どもを見かけたら、気づいた人が声をかけようにしましょう。
*誰でも不審者などを見かけた場合は、どんな些細なことでもよいので警察に通報しましょう。
*普段から「こども110番」など子どもが避難できる場所を教えておきましょう。