子育て支援
【Ⅰ-38】児童虐待から子どもを救う対策について
児童虐待にとって最も有効な対策は早期発見、早期対応です。そのためには以下のことが重要です。
- 児童虐待はいつでも、どこでも起こることを認識する。
- 夜に子どもがひとりぼっちで戸外にいたり、たびたび大きな声で怒られたり、小さい子の泣き叫ぶ声が聞こえたり、叩かれている様子が伺える、集団登校時にぽつんとひとり遅れて歩いている、子どもが朝の洗顔をしていないなどは要注意です。
- 保育園、幼稚園、学校の先生、近所の人達が複数の火傷の跡や出血班に気づいた場合は「変だ」、「おかしい」と思ってください。
- そう思ったら地域の民生児童委員、保健所、児童相談所に、勇気を持って「おかしい」ことを伝えるようにしてください。
- 虐待の場合は行政(児童相談所)の適切な判断によって治療的対応が行われます。
- 隣り近所の付き合いのない孤独な家庭ほど情報がないので虐待のリスクが高いのです。虐待のほとんどは家庭内で行われているので、外から見えません。だから「変だ」、「おかしい」の一言が、子どもや親を救うきっかけになるのです。どうぞ向う三軒両隣の皆さまの力を発揮してください。