子どもの病気
【Ⅳ-27】しもやけは冷たいやけどです
子どもの皮膚は大人と比べて薄いので、繰り返し低温にさらされて血行が悪くなることでしもやけを発症します。なりやすい部位は手・足の指、耳たぶ、頬などです。皮膚が赤や紫に変色したり、水泡ができたり、なかなか治らなかったり、繰り返しできるなどの場合は受診しましょう。
家では手や足を温かいお湯に漬けてマッサージしたり、乾いたタオルでマッサージしましょう。外出する時は帽子、靴下、手袋等を使いましょう。
また、冷凍食品、保冷剤、ドライアイスなどに触れると凍傷を起こします。ひどくなると皮膚の壊死をおこすため非常に危険です。冷たいものは子どもの手の届く所に置かないようにしましょう。冷凍庫はロックしましょう。もし凍傷をおこした場合はすぐに温かいお湯に浸しましょう。