京(みやこ)あんしんこども館からの安心・安全アドバイス

【Ⅱ-11】誤飲とその応急手当について教えてください

赤ちゃんは生後5、6か月になると、正常な発達行動として、手にしたものを何でも口へ持っていくようになります。しかし、赤ちゃんにはそれが食べられるのかどうか、判断できません。もし、赤ちゃんの手にしたものが食べられないものなら、家族が見ている前でも誤飲事故が起こってしまいます。

2019年の子どもの誤飲を多いものから挙げると、①たばこ、②医薬品・医薬部外品、③食品、④玩具、⑤プラスティック製品―の順になっていました。(厚労省健康被害病院モニター報告2019より)
子どもが誤飲したときはまず吐かせることが大原則です。確実に吐かせるためには舌の奥を指やスプーンで下の方へ押すようにします。

吐かせてはいけない場合や水分を飲ませてはいけない場合もあるので、
中毒110番:☎072(727)2499(大阪中毒110番、24時間受付)
☎029(852)9999(つくば中毒110番、9:00-21:00対応)
に電話して指示を受けるといいでしょう。

なお、タバコは、タバコ専用:☎072-726-9922(24時間対応のテープ)を利用されてもよいでしょう。

中毒110番は年中無休で、情報提供料は無料です。