京(みやこ)あんしんこども館からの安心・安全アドバイス

【Ⅱ-10】犬にかまれたらどうしたらよいですか?

動物にかまれる事故の7~8割は犬によるものです。かまれている所を犬の口に押し付けるようにすると犬は口をあけて離れますが、無理に引き離そうとすると犬の歯が皮膚に食い込んで傷が深くなります。

かまれた跡が出血していればガーゼなど清潔な布で圧迫止血をした後に、流水でよく洗ってから消毒をして病院を受診してください。犬の歯や猫の爪にはさまざまな細菌が付着していて、後で化膿してくることがあります。

飼い犬にかまれた場合は狂犬病注射(毎年1回)を受けているかどうかと飼い主の連絡先を聞いておくようにします。

破傷風の予防のためにもDPTワクチンの接種は早めにすませるようにしましょう。また、オムツをしている乳児のいる家庭で室内犬を飼うことは大変危険です。