京(みやこ)あんしんこども館からの安心・安全アドバイス

【Ⅲ-8】やけどの事故について

子どもの3人に1人はやけどを経験するといわれます。やけどは冬に多くみられます。子どもの皮膚は大人と比べて薄いため、低い温度でも早く、深いやけどになります。

子どものやけどの9割は家の中で発生しています。家の中の熱源は全てやけどの原因になります。いちばん多いのはお茶碗やコップに入っているお湯、コーヒー、味噌汁、ラーメンなどで、次いでストーブやアイロン,ポットなどです。腕や手にやけどする場合が多く、次に足が好発部位です。

大人の不注意でやけどをしないように、炊飯器やポット,ライターなどは子どもの手の届かないところに置きましょう。ストーブは必ず柵で囲むように気を付けましょう。言葉がわかるようになれば、やけどをしない程度の熱いものを触らせて「アチチ」、「アチチ」と何回も教えましょう。

やけどをした時はまず10~15分間は流水で冷やしましょう。