京(みやこ)あんしんこども館からの安心・安全アドバイス

【Ⅳ-23】腕にとびひができました

3歳の子の腕にとびひができました。大きな水ぶくれがいくつか広がり、じゅくじゅくしています。

病名を「伝染性膿痂疹」といいます。水ぶくれ(水疱)や膿の入った膿疱ができますが、すぐに破れてあちこちに飛び散り広がることから一般に「とびひ」と呼ばれています。主に黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった細菌が擦り傷、虫刺され、湿疹、あせもなどをかきむしった部位から皮膚に入り込み、感染することで症状が出ます。高温多湿な夏場に増えますが、アトピー性皮膚炎を持つ人では季節に関係なく増えている傾向もあります。水疱や膿疱の後はかさぶた(痂疲)やびらん(水疱が破れた状態)になり、その後治っていきます。

とびひが原因で全身の病気に進行することもあり、また伝染力が強いため他の人にうつしてしまうこともあるので、きちんと治療する必要があります。とびひになったらできるだけ早く、小児科か皮膚科を受診するようにしてください。

とびひを広げないためには、まずかきむしらないことが重要です。お風呂はシャワーにとどめ、強くこすらずに菌を洗い流すようにして皮膚を清潔に保ちましょう。全身状態が良ければガーゼや包帯で覆って登園・登校は可能ですが、独自のルールがある場合もありますので医師や園・学校と相談してください。なお、治るまでプールは避けてください。家族にうつらないためにタオルなどの共用も避けましょう。